
最近読んだ本であらためて認識した事の中に、
頭が良くなる時間帯は、脳の持ち主が眠っている間とあった。
そういえば学生の頃、夜明けまで詰め込み勉強するより、ある程度ポイントを絞って、早目に寝た方がテストの成績が良かったような気がする。
脳には、記憶と認識を司る海馬と呼ばれる器官があるが、この海馬、起きてる時は、状況認識に忙しいらしい。
単なる日常会話においても、相手の言葉の意味だけでなく、表情による裏の意味まで探ったりなんかして、中々忙しいらしい。
でも眠ってしまうと、状況認識から海馬も解放されるので、暇になった海馬は知識工場へと変わる。
起きている間の出来事を、何度も再生して確かめ、知識に変えていく。さらに、過去の知識と統合して、より汎用性の高い知恵にも変えていく。
しかも、意識的に仕入れた情報だけでなく、”無意識の気付き”も作られたりしているらしい。
というわけで、脳科学上、<いかによく眠るか>は<いかに頭を良くするか>とまったくの同義だそうである。
では、いかにして上質の眠りをつくればよいのか。
それに関与しているのが、メラトニンと呼ばれる脳内神経伝達物質だそうである。
メラトニンの分泌のために必要なのが闇。網膜が闇を感じるとメラトニンは分泌される。
そして、分泌最盛時間は、22時~(午前)2時の間。
この4時間の間は、網膜に一切光が当たらないようにしてぐっすり眠ると、脳は最大限の活性状態になるという。
そうすると、今日の経験が、知識や知恵となって脳に溜まり、加えて、なんと、免疫力も上がるという。
しかも、直感力が働いて強運にもなるらしい!
その為には、日没後の刺激の強い光は避けなければなりません。テレビやゲームは就寝予定時刻の一時間前には止めること。
寝る時は、天井の豆電球や枕元に携帯電話を置くのを避けなければなりません。
そして、眠りの最大のサポーターは、<早起き>。
朝、目を覚まして、朝日を浴びる。すると、そこからほぼ15時間後に脳には自動的にメラトニンが溢れだすらしい。
闇の中だ寝て、朝日の中でおきる。今現代人が最も苦手とする、太古からの儀式を、もう一度再確認する必要が、私にはありそうです。
律奴








