
脳の中には、一千数百億と言われる脳神経細胞(ニューロン)が存在し、それらは、神経線維で縦横無尽に結ばれ、複雑なネットワークを形成しているらしい。
一千数百億ものニューロンが縦横無尽に活動すると、天文学的な数のネットワークが切りだされることになる。
だから、私達の脳は本来、ありとあらゆる可能性を探ることが可能なのだ。
しかし、実際のところ、そんなことをしていたら、とっさの判断に時間がかかりすぎる。
そのため、ヒトの脳は三歳前に、一度劇的に数を減らし、シンプルで合理的な情報伝達と思考の体系を作る。
すなわち、何語にも対応できる万能脳から母国語の音韻体系に脳を特化させていくらしい。
その後、母語の充実と、人との関わり、豊かな生活体験によって、十二歳くらいまでに脳内ネットワークはどんどんふえていく。
それ以降の脳は、経験という刺激によって、新たなネットワークを増やしていく。さらに、同種の経験を重ねることによって、よく使う部分ネットワークの優先順位を上げていく。
ただし、日常よく使う部位が固定化してくると、その優先順位が著しく上がり、多少の新体験をしてもこの部位で勝手に判断してしまうので、新たなネットワークを増やしにくくなる。
こうなると、決めつけがひどく、理解力や発想力に欠ける。
俗にいう”頭の固いやつ”と言われる。
当然、運気は一気に落ちる!
素早い判断のために、ある程度のネットワーク固定化は避けられないが、
新たなネットワークを作る柔軟性も失いたくない。
では、どうしたらいいのか?
その鍵を握るのは、三つのホルモン、
一つは”ドーパミン”
ニューロン同士をつなげるシナプス信号を強めて、新たなネットワーク構築をアシストする。脳の好奇心とモチベーションをあげてくれるホルモン。
二つ目は”セロトニン”
脳を活性化して学習効果を上げてくれます。
三つめが“ノルアドレナリン”
雑信号を抑制して、集中力を作りだすホルモンです。
ではこの三つのホルモンの分泌を高めるにはどうしたらいいのでしょう!
答え…汗ばむ程度の運動をする!です。
歳をとって動けなくなると、多くの場合、認知症が一気に進んでしまうのも、このせいです。
…と言うことで、モチベーションと集中力は、気合じゃ高まりません。
なるべく早く、好きな運動を見つけましょう!
律奴








